Feature of Computron

コンピュートロン

― 近未来LEDデジタルウォッチ ―

創業者のジョセフ・ブローバ

History

およそ一世紀半の間、ブローバはアメリカ時計ブランドとして業界の頂点に立ち続けてきました。連綿と受け継がれる伝統に敬意を払いつつ、世界を変えるイノベーションを積極的に受け入れてきたのも、その地位を築き上げてきた理由です。
世界初の音叉式電子時計である「アキュトロン」や人間工学に基づきカーブした高精度クロノグラフクォーツムーブメント搭載した時計「カーブ」など、その例に事欠きません。

発売当時の広告

Leading the Industry

デジタルLEDディスプレイを搭載した「コンピュートロン」も、ブローバが誇る革新性を誇る代表例でしょう。 1962年に発明されたLED (発光ダイオード) は小型ながら高輝度で、新時代の発光デバイスとして注目されました。ガラス製の筒を使ったニキシー管に代わり、家電製品のディスプレイや電車内の行き先案内などに使われ始めていました。
そして1970年代、ブローバは計時精度技術を向上させたクオーツムーブメントと誕生したばかりのデジタル表示技術を組み合わせた上、このLEDを採用した斬新なデザインの時計「コンピュートロン」を開発。きたるデジタルウォッチ時代の先鞭をつけたのです。

当時のオリジナルモデル

Design

「コンピュートロン」は、その大胆で型破りなデザインでも注目を集めました。
大きく傾斜した台形のケースフォルムやシャープに切り立ったエッジが、金属独自の質感や重厚感を強調。繊細なヘアライン仕上げや気品あるゴールドカラーも独特の存在感を印象づけました。肝心のLEDディスプレイは、ケース側面といえる場所に斜めにレイアウト。
クルマのハンドルを握った状態で時刻確認しやすいことから、多くのドライバーたちにも愛されました。
さらにディスプレイの赤色LEDは、リューズのボタンを押すことで点灯し時刻を表示。従来にないギミックも、未来を感じさせるものとして世間に衝撃を与えたのです。

98C135 / 97C110 Computron

Revival

それからおよそ40年。2019年に、ブローバはこの「コンピュートロン」を復刻させました。
独創的デザインやディスプレイをボタンで点灯させるギミックは、オリジナルに忠実に再現。ボタンを押すたびに時刻、日付と別の表示に切り替わります。LEDは最新素材に置き換え、当時の趣を残しつつも、輝度や省エネ性を高めました。
オリジナルを彷彿とさせるゴールドケース×赤色LEDのほか、シルバーケース×青色LEDやブラックケース×赤色LEDも追加し、新たなフューチャリスティックスタイルを表現しています。
「コンピュートロン」はブローバの先進性を表す象徴であり、その輝きはいつまでも色褪せません。

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