NEW ARRIVALS

アーカイブスシリーズ
「ルナ パイロット クロノグラフ」
簡単にストラップ交換可能なモデルが登場
<2023年6月16日発売>

2023.06.09

98K112 Archives Series Lunar Pilot Chronograph

ブローバの復刻モデルコレクション「アーカイブスシリーズ」の「ルナ パイロット クロノグラフ」から、ホワイトとネイビーのカラーリングを配し、簡単にストラップが交換可能な新作モデルが登場します。
<ブローバとルナ パイロット>
ブローバは過去46回もの宇宙飛行に貢献し、アメリカ合衆国の宇宙開発にとって必要不可欠な存在として、NASAと共に歴史に残る仕事をしました。特にブローバにとって歴史的瞬間となったのは、1971年8月2日。初めて月面探査車を運転したアポロ15号の船長は、人類で7番目に月面を歩いた際、腕に着けていたのがブローバから個人的に贈呈されたルナパイロットクロノグラフでした。

【ニューモデル:ルナ パイロット クロノグラフ】
43.5mmのステンレススチール製ケースとブルーとホワイトのツートンカラーが印象的なクロノグラフ。ストラップは特殊ラッチ付きスプリングバーを備え、付属の肌なじみのよい柔らかなブルーレザーNATOストラップに簡単に交換可能です。クロノグラフは、1/20秒で計測可能なブランド独自のハイパフォーマンスクォーツ クロノグラフムーブメント(NP20)を搭載しています。また、振動数は標準的なクォーツムーブメントの約8倍の262kHzを誇ります。オリジナルモデルで使用された当時のBULOVAロゴを採用、デイト表示のない文字盤は忠実にオリジナルを再現しています。
【宇宙開発協力の背景とオリジナルモデルについて】
ブローバはその高度な計時精度技術を認められ、1950年代にNASAとアメリカ合衆国から協力要請され、宇宙開発への支援契約を締結しました。その協力関係は1950年代半ばから70年代まで続き、NASAはブローバの高精度な音叉ムーブメントを搭載した腕時計、さらにはパネルクロックや計時装置など、多くの宇宙計画に組み込みました。

1971年8月2日、宇宙船アポロ15号が4度目の月面着陸に成功した際、船長が着用し月面に降り立ったのが、ブローバのルナ パイロット クロノグラフです。宇宙空間という特殊環境で、ブローバの時計は酸素、水、電力を供給する簡易的な生命維持装置などに干渉することなく、正確に時を刻みました。また、地球大気圏に再突入するのに必要なボードクロックタイマーのバックアップとしても活用されました。刻々と変わる大気条件、温度と重力の変動などの悪条件に耐え、ルナパイロットクロノグラフは傷一つできずにその役割を果たしました。
2015年には、その月面から帰還した個人所有のオリジナルのルナ パイロット クロノグラフがオークションで高額で落札されたことも話題になりました。

Feature of Lunar Pilot Chronograph